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ノットブルーとは?

ここは姫路城でも有名な地、兵庫県姫路市。
姫路駅から徒歩約8分、国道2号線沿いのバーノットブルー。

姫路の繁華街からは少し離れた場所に静かに佇むその店は、
昭和初期の古い建物を改装してできたバー。
1階入り口にはどこか懐かしいネオン看板の優しいあかりが客を誘う。
木製の階段を上り、2階の店内へ。
そこは開放感ある天井吹き抜けに、温かく柔らかな間接照明が心を和ませてくれる。
それでいて部屋の半分は国道が見渡せる窓。車のライトが光の線を引く。

心地のいい空間だ。

そしてそこには2人の男がいた。
オーナー有本氏とマスター伊藤氏だ。

彼らにバーノットブルーについて聞いてみた・・・
インタビュー 有本和博×伊藤雅輝
オーナー 有本氏に訊く
はじめまして、オーナーの有本です。

ーーさっそく質問しますね。

はい(笑)

ーーお店を始めたきっかけは?

1997年、そう私が27歳のときです。普段よくこの店の前を通るたびに雰囲気の良さと、私がパリで初めて入った思い出のレストランと同じ店名であったこともあり、関心を寄せていました。いつか自分もこんな雰囲気のいい建物で店をしたいとあこがれていましたね。まもなくして、いつものように、店の前を通ったらテナント募集の看板が!当時、お金も経験も無い私でしたが、若気の至りとでもいいますか、勢いに任せて店をオープンしました。
歳をとっても気軽にいける店をつくりたい
ーーノットブルーのコンセプトは?

私自身よくバーにいくのですが、ふと思うことがあります。いつか自分が仕事を引退して気軽に立ち寄れるバーがあるのかなって。それで軸になる考えが生まれました。「歳をとっても気軽にいける店」そう、これがコンセプトなんです。
何も考えずに心をリラックスできる店
ーー店舗デザインについて?

お店を始める当時、私が好きだった大阪のバーがあったんです。とにかくシンプルで飾りっ気のない店でしたが、そのシンプルさゆえに何も考えずに心をリラックスできる、そんな店でした。それで私もこんな店をつくりたと思い、そのバーの設計士さんを紹介してもらい、自分が感じたあの思いを伝え、店をつくってもらいました。
たまにはアナログレコードで音楽を
ーーお客様に対して一言

自分が若い頃ってバーは襟を立たせてオシャレに飲むみたいな感じでしたね(笑)。だけど今は割と家で飲まれる方が増えてますが、たまにはアナログレコードで音楽を聴くように、バーでお酒を楽しんでいただきたいですね。同じお酒でも全く違う感じがすると思いますので、ぜひカウンターで飲んでみて下さい。また、ノットブルーだけでなく、他店のカウンターでも飲んでみて下さい!これも違った味わいが楽しめるでしょう。
バーの可能性
ーー将来について

そうですね?この姫路の城下町っていう場所にはたくさんのバーがあるのですが、そんな方々と一緒に「バーの可能性」を見いだしていきたいですね。そしてその可能性が地域の活性化に貢献できればさらにいいですね。もっともっといろんな体験をして、本当に皆様から愛されるバーをつくっていきたいです。


マスター 伊藤氏に訊く
ーーこんばんは。

どうもはじめまして、店長の伊藤と申します。

ーーお店にはいつから?

ノットブルーのオープンから約4ヶ月後の、1998年2月23日に、当時はアルバイトで入店しました。その2年後の2000年の年始より、現在までお店を任して頂いてます。
ーーノットブルーで、一番大切にしている事は何ですか?

一言で言うと、何よりも「居心地」です。それは、照明・室温・音量や、お飲物・フードのお味は勿論、あらゆる要素の総合点だと思いますが、最後に心地良く階段を降りて頂ける事。当たり前かも知れませんが、何よりもこれに尽きます。

舌を読む
ーーカクテル作りで、大切にしている事は何ですか?

まず、カクテル以外にも、ドリンクに使用する全ての氷と、グラスの温度などに拘っております。氷は全て、それぞれのお飲み物に適した形状の物を、一つ一つ手作業で作り、約7種類くらいの形状の物を使用しております。グラスも冷凍・冷蔵・常温と、用途に応じてご用意しております。

カクテルに関しては、やはりバランス。甘酸味のバランスを大切にしながら、例えばジントニックでしたら、ジンの味・トニックの味・ライムの味という三つの味がするのではなく、「ジントニックの味」という味を作る事を心掛けております。

そしてやはり、それぞれのお客様に美味しいと感じて頂けるよう、難しい事ですが「舌を読む」という事ですね。



バーならではの時間の流れ方
ーーバーのオススメの楽しみ方は?

バーは、食事中心のお店と違い、「お腹が減ったから食べに行く」というような、シンプルな動機ではなく、喫茶店のように色々なシチュエーションの御来店の機会があると思います。ウチでしたら例えば、早い時間なら、日の長い時期のまだ明るい時間に、窓際でお一人ゆったりと、読書や書き物をされるお客様。これからの食事や待ち合わせの前に、夜に弾みをつけて臨むような御利用をされるお客様など、粋だなと感じます。

時間帯で言えば、お得なハッピーアワーもあり、店内180度が窓になっている当店では、早い時間がオススメです。もちろん深夜まで営業しておりますので、お好きなお時間に。時間帯・雰囲気に応じた、照明・BGMなども意識しております。

バーには、その他飲食店とは違う、様々な過ごし方があると思います。そういうバーならではの「時間の流れ方」を感じて頂けると嬉しく思います。

後はやはり、バーでしか飲めない物・当店でしか食べられない物を、幅広いメニューの中から、存分に楽しんで頂きたいと思います。何なりとお気軽にお尋ね頂ければ、ご提案致します。
人生の節目の大切な日に
ーーバーとして嬉しい瞬間は?

日常的な御利用で言うと、お一人でお越し頂けるのは嬉しいです。自分の場合、馴れないお店に一人で行くのは勇気がいりますから。 (笑)

後はやはり、特別な記念日やお誕生日での御利用も、嬉しいですね。
今までで、印象に残っているのは、ソファー席にお父様と新郎新婦でお越しになり、テーブルで婚姻届をご記入されてたお客様。それに気付いたので、少しまともなボールペンをお貸ししました。(笑)

あとは、窓際の席を御予約頂き、事前にお店に花束を預けて頂いて、サプライズの花束と共にプロポーズされてたお客様。

花束を抱えて御来店になり、「何かめでたい日ですか?」と伺うと、 「今日で勤めあげた仕事を定年退職した」という、お客様など。

そういった人生の節目の大切な日に、御利用いただけるのは本当に嬉しいです。
ーー今までを振り返って思うことは?

そうですね。オープンしての数年は、今思うと恥ずかしい面が多かったです。 (笑)にも関わらず、 今日まで続けさせていただけている事に、まずは何より感謝しております。先程も申しましたが、お客様の大切な瞬間もこれまでに沢山見せて頂きました。

ーーこれからのノットブルーは?

皆様の温かいご愛顧に支えらえ、2010年で13年になるノットブルーですが、自分自身を含め、まだまだ未熟だと思っています。まだまだ前半戦かと思います。 より深い満足を感じて頂けるように、より良い居心地と、より完成度の高いメニューを御提供出来るよう、精進して参りたいと思います。

どうぞ宜しくお願い致します。
インタビューを終えると、
2人はまたバーについて語り出す。

本当のバーとはなんなのか。

お客様が心から満足してくれるサービスとは何か。

今のステージからさらに上のステージに。
そんな想いが伝わってくる。

きっと、彼らはこれからも
同じように追求し続けていくのだろう。
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電  話: 079-285-2339

営業時間:
18:30~2:00(Lo 1:30)
金土祝前18:30~3:00(Lo 2:30)

18:30~20:00 Happy Hours
(No Charge & All 10%off)

定 休 日:月曜日
席  数:総座席数 23席
アクセス:
JR姫路駅北口より徒歩8分

住  所:
〒6700921
兵庫県姫路市綿町156船越ビル2F